マレーシア セパン インターナショナル サーキット
マレーシア セパン インターナショナル サーキットに
バイクレースの最高峰、MotoGP2015を観戦しに行ってきました。
そう、MotoGPマレーシアでロッシがマルケスに蹴りを入れ
裁判になっている件の観戦です。
マルケスがこのレースで1位を取ったとしても
ビリになったとしても、棄権したとしても、
年間タイトルの順位が3位であることはすでに確定しており
ロッシに攻撃しやすい状況だったわけですね~
現時点の年間タイトル1位のロッシと
2位のロレンソが接戦のため、ロッシ対ロレンソが注目される
レースだったのですが、
ロレンソと同じスペイン人であるマルケスが
ロレンソには一切攻撃せず、早くもロッシにまとわりついていました。
ずっとまとわりついたためロレンソとの差は開き・・・
私達が観戦していたこのG1スタンドでは
マルケスが前で後ろにロッシがいる状態のときに
バイクがぶつかる程接近し、ロッシをコケさそうとし
フラッとする瞬間もあったりと、ハラハラする攻撃が数回あったのち、
ロッシが前でマルケスが後ろについたとき、
またマルケスが攻撃を仕掛けて、バイクが接触しコケて
マルケスは棄権し(順位かわりませんので)ロッシは3位でした。
蹴られたと言われたロッシはペナルティを受け、明日の最終戦
MotoGPスペイン戦は最後尾からのスタートとなりました。
裁判を起こしてますが、時間的に間に合わないため
このような結果となり、ロレンソが有利になったわけです。
ロッシとロレンソの正当な戦いを楽しみにして観に行ったのですが、
予想外のレースとなってしまいました。
さて、前置きはこの辺にして、
今後、バイクレースの世界戦を観戦したいと思っている人で
マレーシアに行く場合、
知っておいて便利な情報を書いておこうと思います。
MotoGPは世界各国で行われ、年間で18戦あるのですが、
このMotoGPマレーシアは観戦にかかる経費が世界一安いと言われています。
日本MotoGPのツインリンク茂木に関西から行くよりも簡単で実は安い!
レースのチケットはMotoGPの公式サイトからも購入できますが、
手数料がかかるようなので
直接セパンサーキットのサイトで買ったほうがお得です。
簡単に購入できて、バーコード付きのオンラインチケットを
自分でプリントして持っていけばOK。
サーキットは空港からすぐなので、
ホテルはなるべく空港に近い場所のほうが便利なのですが、
せっかくだから少しいい所に泊まって見たかったので、
プルマン プトラジャヤ レイクサイド ホテルのスイートに宿泊しました。
部屋の写真は後日詳しくアップします。
ここの宿泊客の半分以上はロッシTシャツを着ていたので
同じ目的の旅行客が多かったです。
空港からホテルまでのタクシー代は100RM(リンギ)
帰るときはホテルからのタクシー予約したので137リンギ。
このときのレートは1リンギ28円
ホテルから空港・サーキットまでは通常なら30分くらい。
決勝日は渋滞しだいですが、それでも1時間はかかりません。
ここのホテルは湖のほとりにあって、
まわりにはマレーシアの省庁などの建物が多く、
とても閑静な良い場所。
そのぶん周りには何もありませんが。
でも部屋も広くて清潔感もあり、wifiも快適。
レストランのご飯は、なんだこれは??
というものが結構ありましたが、美味しかったです。
食べなれない食事が続くと、胃が疲れますね。
日本とは違い、中途半端な時間は
レストランが空いておらず、19時からのため
ルームサービスも活用しましたが、
レストランにあるメニューと同じでした。
ほっとする王道メニューに。
パスタ(ナポリターナとボロネーゼ)
モッツアレラチーズとトマトのサラダ
マンゴージュース、オレンジジュース
けっこう美味しく、全部で145リンギ!
マレーシアのあやしげなスイーツ
食べると日本のおはぎ&大福の味。
ジムフィットネス利用の際は
ウエアとシューズは持参。
水、フルーツ、タオル、バスタオルあり。
MotoGP予選日の観戦。
ホテルでタクシーを呼んでもらいサーキットへ。
乗車賃はホテルの人が事前に交渉してくれていて100リンギット。
なにも言わなくてもサーキット入口の真ん前までつけてくれました。
各メーカーのブースや、ショップなどをまわったけど、とにかく暑い。
ショップ内のレジの混雑では汗だくに。
ロッシTシャツがバカ売れ。
水は15リンギ、パンフレットは10リンギ、
ロッシのTシャツは171リンギだった。
いろんなジュース類も販売。
サンドイッチや、得体のしれない赤い肉がはさまったハンバーガー、
フライドポテト、プラスチックのタッパに入って売っている
彩どりのない弁当(中はご飯とチキン?)ケンタッキーなど
口コミでは美味しくないという評判だったので
水で耐えました(苦笑)
トイレは予選日は空いてましたが、決勝日は混雑してます。
マレーシアのトイレ事情はほんとビックリで
ここで書くのもなんですが、
マレーシアの一部の人?はペーパーを使用しないので
トイレ内にシャワーヘッドがついており
それで洗うので床や座る部分が水でベチャベチャ。
ペーパーがないこともよくあるので、
ティッシュは必ず持参しましょう。
しかもトイレに紙を流すと詰まるので、
トイレ横のゴミ入れに使用したティッシュを捨てるため
日本人にはかなり抵抗のある行為です。
使用済みティッシュが山盛りの光景は結構ショッキング!
海外に行くたびに、日本のトイレはなんて衛生的で清潔なんだろうと思う。
汚い話はこのへんにして
タイムスケジュール
午前中は各クラスのフリー走行
12:35~Moto3予選(40分間)
13:30~MotpGPフリー走行最終
14:10~MotpGP予選1(15分間)
14:35~MotpGP予選2(15分間)
15:05~Moto2予選(45分間)
観戦席ですが、メインと裏のスタンドはストレートなので
マシンが全開で走り抜け迫力満点だが音もすごい。
耳栓ないと長時間はムリかも。
メインスタンドではスタート、フィニッシュ、ピットが見える楽しみあり。
右写真の左奥がG1スタンド。
目の前に建物があるので視界は少なく、
首を右から左へすばやくヒューンヒューンと一瞬で通るので一瞬しか見えない(笑)
遠目ですが、この裏からのほうが見えるコース範囲は広くて見やすいです。
この日は空はヘイズの濃度が超キケンレベルの高濃度で真っ白!!
マルケスが転倒したコース側でもあります。
G1スタンドはS字でストレートの終わりあたりから、第一コーナーに
全開で突っ込んでくるところが見え、その後の連続コーナーも見ることができる。
予選の本気レースです。
決勝も同じくこれだけ密集していてバイクの傾きはもっとすごい。
さらにサーキットの出口から近いので、
決勝レースを見終わったあとなどの混雑する日には、早く帰りたいときも便利。
G1スタンドではA~Fの階段はVR46(ロッシ応援席)で、
一般はG階段から先。
座席は汚くそのまま座ると服やズボンが汚れます。
ウェットティッシュか雑巾なるものを持参すると便利。
少し拭くだけで真っ黒になるくらい汚れてる。
MotoGP決勝日
決勝日もホテルからタクシーを使ったが、
リムジンタクシー?だったのか、なぜか180リンギもした。
でも運転手のおじさんがいい人だったのでOK。
この日も昨日と同じような場所で観戦した。
G階段を上がってすぐ、最上段から2~3番目あたりのVR46寄りの席。
決勝日は観客数が多く心配だったが、
11時前に着いてギリギリ席が空いていた。
予選日と違って、ほぼ満席に。
タイムスケジュール
午前中は各クラスのウォーミングアップ走行。
12:00~Moto3決勝(18周)
13:20~MOto2決勝(19周)
休憩&スタントショー
15:00~MotoGP決勝(20周)
休憩&スタントショーはこんなのとか、バイクを使ってすごいことを!
帰りのタクシーは予選・決勝日ともに、
サーキットから一方通行の広い道路に出てすぐ右に
行った場所の仮設テントでタクシーチケットが売っている。
空港のエアポートタクシーのように
行き先を言うと係りの人がそれにあった金額を言ってくるので購入。
あとは道路沿いに立っている係りの人
(首にホルダーをかけている)に言ってタクシーを呼んでもらう。
自分で個別にタクシー止めて交渉しても断わられます。
予選日と決勝日では金額が倍近く変わると聞いていたけど、
ホテルまでの代金は2日とも同じ130リンギだった。
タクシーのぼったくりを心配することなく安心できるようになったけど
決勝日は人の多さがハンパなく、
渋滞も異常でタクシーがぜんぜん来ず。
並ぶ順番も整理されておらず、タクシー待ち順はメチャクチャ。
みんな無造作に並ぶため、キレて怒鳴る白人も。
苦労覚悟です。
暑さ、排ガスのすごさ、ヘイズ対策必須。
マレーシアのタクシー運転手はかなりの確率で飛ばし屋が多いので
ジェットコースターが嫌いな人には地獄かも(苦笑)
ジェットコースター大好きな私でも、怖すぎて心臓バクバクでした。
なにはともあれ、MotoGPの世界観戦に行くという1つの夢を
叶えることができました!